奇作

上下段に分かれた文章、一冊431P上下巻、


この夏休みの大半を使って読んだ本です。。。↓




空の境界 上 (講談社ノベルス)

空の境界 上 (講談社ノベルス)







空の境界 下 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)





先ずこの本の題名について。。。


これは「そらの境界」と読むのではなく、


「からの境界」と読みます。。。


この本の下巻は市立図書館にリクエストして手に入れたのですが、


その時、司書さんでさえ「そらの境界」と間違えて読んでいました。。。




内容の方はと言いますと、


これが何と難解な事か。。。


正直ストーリーしか理解できていない現状です。。。



本筋は、


あらゆるモノの死を見ることができる目、通称:直死の魔眼、を持った男勝りな和服美少女、


両儀式が、ナイフ片手に非日常を相手に活躍するお話なのですが、





その裏には、


式の殺人に対する思いの葛藤、人間の起源について、永遠とは何か、など、


兎に角、一度に頭に入ってくる情報量がとても多く、一文読むごとに溜息を漏らしてしまう程でした。。。


本当は両儀式のほかにも、


彼女のパートナー的存在であり作中唯一の普通人、黒桐幹也という青年や、


彼の働いている事務所の所長兼魔術師で有るところの蒼崎橙子


橙子の弟子で幹也の妹にあたる、強気な美幼女(?)黒桐鮮花


相克スル螺旋”を使って『 』へ挑む魔術師、荒耶宗蓮


など魅力あるキャラが多々登場するのですが、


それをここで全部書いていたら、


文章に際限がなくなってしまう自信が自分にはあるので割愛させていただきます。。。






何はともあれ、


最初から最後のあとがきまで終始難解な物語でした。。。


12月にアニメ映画化されるらしいので、


裏技が成功していたら今日読んだのを補完しに見に行こうと思います。。。




以上、


かなり難しい内容ですが、


読み応え、面白さ十二分なので是非。。。