いつもと少し文体を変えて書いてみるテスト
「風味」という言葉がある。。。
よくフランス料理などで
『キャビアとウコッケイの卵 銀盤の出会い 海鮮風味』
のような形で使われるあの「風味」である。。。
自分が思うにこの「風味」という言葉、
なかなかに曖昧、または無責任な言葉である。。。
先日の事、
晴天、微風でいいカンジな昼下がりの午後三時、
母親と食べたお菓子に『アップルパイ風味のビスケット』というものがあった。。。
なら普通のアップルパイ食うっつーの!と言うツッコミは一先ず心に留めておくとして、
このお菓子に対して母親は「あんまりアップルパイの味しないね」との感想を漏らした。。。
そういう感想が漏れるは当然である。。。
なぜならこのお菓子はアクマで『アップルパイ「風味」のビスケット』なのであって、
『アップルパイ「味」のビスケット』ではないのだから。。。
よってこの場合もし母親が発売元に
「これアップルパイの味全然しないんだけど、」
という苦情を申請しても
「いやいや、これアップルパイ風味っすから、アップルパイ味ってワケじゃないんすよ、サーセンwwwwwww」
などと下っ端の若いのに門前払いにあうことは必至である。。。
と、ここで、自分、
じゃあこの「風味」って何だよ!と一旦原点回帰を諮り広辞苑を開いて見ようと思ったのだが、
如何せん近くに広辞苑はおろか電子辞書、和英辞典まで無く、
ドイツ語辞典が兄の机の上に置いてあるだけだったので泣く泣く断念した。。。
まあ、兎にも角にも自分の母親がこんな事態になったら、
それはいや、全く何とも遺憾な事であろう。。。
いま自分が少しながら母親に嫌悪感を抱いていることを甚酌しても遺憾な事であろう。。。
このように「風味」という言葉の曖昧さは上記のような遺憾な事態を発生させかねない。。。
なので、
こんな遺憾な事態を未然に防ぐ為にも、
「風味(アクマで風味ですので味ではありません、味についての本社へのお問い合わせはご遠慮願います)」
程度の注意書きを対象商品にしていても良いんじゃないかと思った、なんていう戯言。。。