書籍紹介
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/02
- メディア: 単行本
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これが推理小説・・・だと・・・!?
と言う事で、この本、
図書館への返却期日が、既に10日ほど過ぎた状況の下、
僅か3日ばかりで読破しました。。。
本作、
作風がどこか、
以前紹介した、伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」に似ている印象を受けました。。。
本作はユーゴスラヴィア。。。
ユーゴスラヴィアからやってきた謎の少女「マーヤ」と、
その他数人の高校生男女グループが織り成す、不思議な思い出を、
主人公一人称視点で描いた作品。。。
本書の作者「米澤穂信」さんは、かの直木賞作家(笑)「桜庭一樹」と同じ、ライトノベル出身の作家。。。
それだけあって、キャラの性格、
また作中随所に散りばめられた、「狙い目シーン*1」は中々に秀逸なものでした。。。
例えば、、、
「しっかり者学級委員タイプの女の子が、お酒を飲み過ぎて、普段では考えられないくらいハッチャけるシーン」とか。。。
ただENDは、前回読んだ「僕は天使の羽を踏まない」に続いて、
連続の「切ない系」だったので、少々インパクトが足りない感じがしました。。。
*1:所謂一つの萌えシチュエーション