世代交代
今週日曜日、9月14日の事。。。
アルバイト先に、母親を連れた小学校低学年くらいの男の子がやってきた。。。
その子は入店早々、一直線にレジへ歩いて来て、自分に、こう尋ねる。
「ポケモンプラチナの攻略本ありますか?」
ポケモンプラチナ、「正式名称:ポケットモンスター プラチナVer」
発売したのは9月13日(土)である。。。
何ということだろう、その子は発売から僅か1日で、そのゲームの攻略本を求め*1、本屋へやってきたのである。。。
まさか、1日で全クリし、もう既にやり込みの段階に入っているという可能性は考えづらい。。。
夏休みの過ぎた小学生だし。。。
だから、これには自分驚いた。。。
驚き、そして寂しくなった。。。
今の子供は(ソレが例え小学校低学年であったとしても)、ゲームですら、自力でやり遂げようとはしないのか、と。。。
自分の小学生時代を懐古するわけではないが、
親に新しく買って貰ったスパーファミコンのソフト、例えそれがRPGでも格ゲーであったとしても、
発売から1日で、攻略本を買いに走った事はなかったと思う。。。
友達に聞いた事はあったかもしれないが・・・。。。
自分はこの、「ポケットモンスター プラチナVer」を全クリどころか、やった事すらないが、
『攻略本がなければ、次どこに行けばいいのか分からなくなって現状に詰む』なんてことは到底起こり得ないと思う。。。
大体、ポケモンみたいなRPG全般、例え現状に詰んだとしても、いきなり攻略本なんて使っちゃったら面白くないだろうに。。。
今の子供にとって、
ゲームとは『面白さを求めるもの』ではなく、
『どれだけ早く、効率よく全クリできるかという作業』
になってしまっているのかもしれないと感じた出来事だった。。。
*1:当然一日前に発売したゲームの攻略本が出回っているわけでもなく、丁寧に説明し諦めてもらった