書籍紹介



午前零時のサンドリヨン

午前零時のサンドリヨン



第十九回 鮎川哲也賞受賞作品!


内容は所謂一つの“日常の謎”系ミステリー!


寡黙な高校生マジシャンでありながら名探偵の酉乃初ちゃんと、語り部でワトスン役の僕こと須川君が、


学園で起こる様々な事件を見事解決!


須川君の織り成す軽め(ポップではないよ)の語り口は審査員の方々に「完成されすぎている、何という老獪さ」と言わしめたほど!


でも笠井潔だけが「この主人公の文体は庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』を思わせる」とか言いやがってたよ!


つまりパクリだって言いたいみたいだよ!


仕方ないから、とりあえず今度『赤頭巾ちゃん〜』を読んでみることにするよ!


それと笠井は、須川君の“女子高生のミニスカからチラつく太ももを常に気にしてしまう”描写に対しても、


この作者は“文体の軽さ”の意味を取り違えてるとかノタマッテいたよ!


でもこれは確かにそんな気がするよ!




その他、よく分かんないけど、何か恋愛要素とかも色々絡んでたよ!



結論: 文章の完成度は群抜だけど話自体はまだまだ荒削りの部分が多いと言うことみたい!








合コンの社会学 (光文社新書)

合コンの社会学 (光文社新書)




こういうの読んで、だらだら能書き垂れちゃう男の人って、


多分、脱出系フラッシュゲームにいっぱい時間費やすヤツと同じぐらいくだらないと思うから、


手短に言うと、“この本読んだら”120%合コンなんてに行きたくなくなるなーと、そーゆーこと。。。


金出して、気使いまくって酒飲んで、


出会いを求めるためにセッティングしたのに、いけしゃあしゃあと彼氏持ちが現れる可能性を孕んでいる場、誰がそんな場所に行くのだろう、


まったくバッカじゃなかろうか。。。


やはり、酒は同姓で飲むのが至高。。。


もし女と飲みたきゃ一対一が一番。。。


これ豆知識な。。。






宵山万華鏡

宵山万華鏡





森見登美彦ー。。。




もうね、これ、まず“京都の祭り”ってシチュだけでご飯三杯はいける。。。


てか祇園祭。。。


そこに、屋台、万華鏡、金魚、赤い浴衣を着た童女って、最早ずっと俺のターン状態。。。


流石ファンタジーノベル出身なだけある>森見。。。


まあこの人の場合、ファンタジーっつーよりは日本語に訳して“幻想”にした方がしっくり来るんだけど。。。












かのシリーズの続編。。。


まず表紙のメガネっ子がカワユイ。。。


そして「いしいしんじ大崎梢宗田理筒井康隆三崎亜記


最初の二人はよく知らないから省くとして、


宗田理は早く『新・ぼくらシリーズ』の続編を出すべき。。。もう雷太しかキャラ覚えてねぇ……。。。


筒井は随分久々に読んだけど、この『大いなる助走』みたいって言えばいいのか、徐々にキチガイ染みてく感じがたまらなく好き。。。好き好き大好き超愛してる。。。


けれど、この作品を健全な十代が読むべき新名作として挙げるのは正直どうかと思う。。。だって腐れ……とか言っちゃってるし。。。


三崎亜記は名前知らないけど、とりあえず主人公は具現化系の能力者で、


動物園の檻の中で動物を具現化する仕事についているんだろうという推測はたった。。。


ちなみに具現化系は水見式をやると水面に異物が発生する。。。中学二年生の頃友達と試してみたらほんとに発生した、すげぇ。。。


その後、広辞苑を具現化できるようにするため、広辞苑の匂いを嗅いだり何千何百枚と写生しようとしたけど、三枚描いて飽きた、臭いしマジくだらねぇ。。。




不思議な話編の次は、切ない話編、そのあとはオトナの話編も読もう!