書籍紹介
ピカレスクの意味を知らずに読んでいた。。。
読み終わって調べてみたら、ピカレスクとは“悪者”という意味だった。。。
思い返してみれば、確かに悪者がイッパイいた気がする。。。
悪者ばっかりだった気がする。。。
鬼が突然オフィスに乱入してきて、人を殺しまくる『死にかた』が不条理ギャグホラーっぽくて面白かった。。。
- 作者: 西澤保彦
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 文庫
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西澤保彦にしては、結末が斜め上をいってなくてちょっぴり残念。。。
途中、自分ごときにもオチが読めてしまった。。。
しかし、西澤はSF部分の導入が分りやすく上手だなー。。。
- 作者: 松岡圭祐
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: 単行本
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夢と魔法の王国を支えるのは現実なのだ
これはディズニーランドで働く人たちの裏側を“作者の想像で”書いたお話。。。
しっかしまあ、いくら「この物語はフィクションです。実在の〜」だったとしても、
これじゃ流石に、ディズニーランドがブラック過ぎるだろw
新入社員に対して、どういう仕事をするのかも教えず、専門用語の説明も一切なし、初出勤の時間すらまともに伝えないとか、
会社として終わってるよーな……。。。
働いているヤツらも、現場を知らない上司、その上司にタメ口を使う部下、
挙句の果てに精神的に追いやられたから、ビッグサンダーマウンテンで自殺を敢行するバカ女。。。
『夢の国に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』なんてスレが2ちゃんねるに立てられちゃうレベルだ。。。
「おや? こんな時間に誰だろう?」と作者の元に、深夜の来訪者があっても良いくらいだ。。。
そもそも、主人公がキチガイなのがいけない。。。
もうこれは完全にアスペの域に達しているよ。。。
自分の実力不足の所為で配属された部署に対して「こんなんじゃなくてもっと夢のある仕事がしてー」とか、
マイナーなディズニーキャラクターを前にして「カスキャラじゃん」とか、
新人のくせに周りにタメ口とか、「僕たち、意見を出すことも許されないんですか」って、アホか。。。
もっと自分の身の程を知れって終始イライラしっぱなしだった。。。
そのせいで、終盤からハッピーエンドにかけての展開とかもうどうでもよくなっちゃったし。。。
やはり坂道さんのように、魅力がなくても、嫌われない主人公というのは大事なんだと認識できる話だった>まとめ。。。