イカン


またヒトカラへ行ってしまった。。。


これで先週は一週間に二回ヒトカラへ行ったことになる。。。


しかし仕方ないといえば仕方ない。。。


なぜかって、採点機能が面白いから。。。


ジョイサウンドの全国採点とか、600人位登録している曲で現在10位以内とか出るとテンションマジガチ上がり状態。。。


160人登録してる「ハイブリッドレインボウ」で4位取ったときは素直にうれしかった。。。


まあ、「黄色いバカンス」は201人中190位だったけど。。。


「God knows」は全国平均89点で自分は79点だったけど。。。




考えてみたら一週間に二回のペースで一ヶ月行き続けても3、4000円の出費にしかならないし、それほど問題ではないか。。。


最近ポスター売ったり色々金回りも良いし。。。


よし、今週も土曜と日曜がんばってこよう。。。

書籍紹介





「七回死んだ男」の西澤保彦が書く本格パズラー。。。




このミステリー小説には探偵という役割を与えられたキャラクターは一切登場しない。。。


「完全無欠の名探偵」なのに、完全無欠どころか、名探偵どころか、まず探偵そのものが登場しないでのある。。。


では登場するのは誰か、それは事件の当事者と“その当事者を自発的に真実へと導くエキセントリックな能力”を備えた山吹みはるという、


ただの男である。。。


事件の当事者たちはみはると会話するだけで、勝手に自身の頭の中で事件を推理し、解決を導き出しカタルシスを獲得する。


ミステリに於いて“事件を推理し解決する者”が探偵であるとするならば、


この話の探偵は事件の当事者たちであると言えるかもしれない(冒頭で探偵は登場しないといっておきながら)。。。


ただ一言言わしてもらうが、間違ってもみはるのことをアームチェア、安楽椅子探偵などと呼んではいけない。


彼は他人に事件を“推理させ”自らは安楽椅子でうたた寝をしているような、まるでミスマープル泣かせのとんでもない男なのだから。。。





とまあちょい気取り気味に書いてはみたものの、ちょっとでも得意なやつが見たらすぐ見破られるんだろうなー。。。


もっと勉強せねばなー。。。






四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)




これアニメ化したのか。。。


図書館で借りて知らずに読んでたら、大学のヤツに「今アニメやってるよね」って言われてビックリ。。。


そういや、思い返してみれば最近いやに売れてたな。。。


それにしても、森見作品の映像化って言えば――アニメでもドラマでも――『夜は短し〜』が最初を飾るかと思ってたら……。。。


いや、けどこれ読んでみたら存外、今まで自分が読んできた森見作品では一番アニメにしやすい作品かもしれない。。。


繫がりありの平行ループでSFっぽさもあるし。。。


ただ、読んだ順番もあるんだろうし、まず何よりこれが作風なんだろうけど、


そろそろ私一人称の自虐風自分語り文体も飽きてきたような気がしないでもないな>森見登美彦


ああ、つってもこれ最近のアニメでは人気のトレンドか、独白系で毒吐く系――ハルヒキョンとかバケモンの阿良々木君とかいい例だな。。。


ちなみに余談として言っとくと、自分が読んだのは中村佑介が表紙書いてないバージョン、まあどっちでも良いか。。。






大人はウザイ! (ちくまプリマー新書)

大人はウザイ! (ちくまプリマー新書)




最近――というか元々そうだったかもしれないが――“ウザイ”という言葉を、侮蔑の念を込めて他人に使うことが殆どなくなった気がする。。。


今じゃ専ら“ウザイ”じゃなくて“ウゼェwww”って草生やして使うことが多いか。。。無論ニュアンス的な意味で。。。


何だろう、南海キャンディーズの山里とかに使う感じって言えば少し分か……んないな、自分でも。。。



それでもこの本に出てきた奴らは、大人も子供もどっちも極端すぎて腹立たしかったから、少し侮蔑の念を込めて“ウザイ”って言いたくなった。。。






新潮現代文学 67 ボッコちゃん,どこかの事件 他

新潮現代文学 67 ボッコちゃん,どこかの事件 他




久しぶりの星新一ー。。。


何だけど、これはいつもの新潮とか角川の文庫版じゃなくて、


なんか、作者別にこれ読んどけっていう有名作品一つにまとめました(キリッ)的な、そーゆーお堅い感じのハードカバー本。。。


表紙赤一色で題名が背表紙にしか書いてないのが凄いはちゃめちゃストイック。。。


まあ、内容はいつもと変わらないのだけれど。。。ひたすらショートショート、中途でちょい中篇挟んであるくらい。。。


強いて感想を述べるなら、講談社ノベルスとかBOXみたく文章が二段になってるのが激しく激しく読みづらかった。。。


編集部しっかり考えて作れーって言いたくなった。。。

あーたのし



 太陽が燦々と輝くさわやか三組な空の下で、突然さーっと降り始めてはふと止んでしまう雨のことを『お天気雨』と呼ぶのは周知の事実、


誰もが知っていることだろうと思うけど、それじゃあ果たしてこのお天気雨という言葉の起源、つまりは語源を知っているかと問いた場合、


一体全体どれだけの数の人がイエスと答えられるかと予想したら、そんなヤツ殆どいやしないんじゃないかとボクは思うんだよね。



 何せお天気雨という言葉の語源は今から遥か1200年前、平安時代にまで遡るんだからこれが。



 平安時代って言やぁ、京の都に魑魅魍魎が跋扈、そりゃもう今で言うケータイ持ったクソガキゆとりくらい沢山沸いていたわけだけどさ、


その中でも特に人間にとって近しい存在だった魍魎がいたんだよ。


それは何か、そう、「狐」だ。



 今でも「狐につままれたよう」なんて慣用表現があったり、


かの有名な漫画雑誌である週刊少年ジャンプに連載されている「ぬらりひょんの孫」では、


京妖怪の親玉として、色白で黒髪ロングな女子高生に扮した「羽衣狐」なんてキャラが登場しているけど、


まあこのように狐っていうのは今も昔も我々人間にとって動物でありながらどこか妖し染みた対象として見られてきたわけだ。



 さてはてしかし、単に狐=妖怪と言ってもさまざまな種類がいるのをご存知だろうか。



 まず最も一般的なものとして挙げられるのが妖狐だ。


妖狐とはその名の通り妖術を使う狐で、先ほど挙げた慣用句に使われている狐というのも、この妖狐のことを言っているんだ。


妖狐は妖術で人を化かすだけの極力害の少ない狐だと言われているけど、


個体によってはかなり悪質な化かし方をしてたヤツもいたという情報が、ボクの持っている文献に残っているよ。


そうだ、小学校の頃「てぶくろをかいに」って絵本を読んだことあるかな。


親狐が子狐の手を妖術で人間のそれに変えて手袋を買いに行かせる話。


あれに出てたヤツらなんかはかなり悪質な部類に入るだろうね。


お金だって白銅貨二枚を持ってとか書かれてたけどあの悪妖狐どものことだ、きっと葉っぱを偽装して作ったに違いないよ。


全く、ボクはどうしてあの本が小学校低学年の推薦図書に指定されているのか、未だに理解出来ないよ。



 さて、次は九尾の狐だ。



 九尾の狐はヤバイ、まじ凄いヤバイ。


こいつも名は体を表すってことで九本の尻尾を持っているんだけど、


それに加えて炎を操り人を炭火焼にして食べてしまうという、傍若無人残酷無比な一面を備えていたという狐だ。


体長も東京タワー並みにでかくて、昔九尾の狐によって滅ぼされそうになった国もあるくらいだよ。


ちなみにコイツを倒すには九本の尻尾の中にある本物の尻尾一本を切り落して、それを金髪の少年の腹に封印するしか方法がないらしいよ、


文献の情報によると。


あと九尾の狐は炭火焼にした人間のハツが好物で、焼肉屋へ行ってもよく注文してたんだって。


もちろんこれも文献に書かれていたことだけどね。



 よし、それじゃあ最後は「天狐」について紹介しよう。


天狐というのは聞いたことない人が多いと思うけど、


京の時代では神と同格化され、人間たちから「御天狐様」とまで呼ばれていた、最も神聖な妖怪だったんだよ。


御天狐様は雲の上に住んでいて、二足歩行を嗜み、着物を着用し、さらには人語まで扱えるという完璧超狐っぷりを見せて、


人々から畏敬の念を集めていたんだ。


っと、ここまで言えばもう『お天気雨』という言葉が何に起因しているか、聡明な読者諸賢は気がついたことだろうね。


そう『お天気雨』とはお天狐様、つまり『お天狐雨』から生まれた言葉なんだよ。


だからほら、今でもお天気雨のことを別の呼び方で呼ぶことがあるじゃん。


狐の嫁入り』ってさ。


あれはお天狐様の結婚式で、嫁天狐様が流す涙が雨となって地上に降り注いだことから名づけられたんだよ。


そりゃいくら神聖な御天狐様だって、結婚式っつー一世一代の晴れ舞台だもんね、今まで育ててくれた親天狐様に感謝の涙の一つくらい流すでしょ。


 かくして嫁天狐様の流した涙――『御天狐雨』は太陽燦々さわやか三組、晴れ晴れとした“お天気”の地上に降り注ぎ、


人々に御天狐様の神々しさを知らしめ、名前が変わってまでも現代に受け継がれていったというわけ。


昔の人たちはお天気雨が降ると「御天狐様じゃ、御天狐様の仕業じゃ!(AA略)」って天を仰いで祈りを捧げたんだってさ。知らんけど。


ああ、あと補足として言っとくと、御天狐様の結婚式は必ず晴の日に行われたんだと。


雲の上に住んでいるんだから晴れとか曇りとか関係無いじゃんて思いたくなるけど、


ほらそこはね、文献に書いてあることだからさ、ボクも自分で考えててもう良く分からん。








って感じの内容を最近客の過疎化が加速度的に進行しているバイト先で様々勝手にでっちあげながら即興で考えた。。。




上記の長々とした文章を考えて得られたことは、



「お天気雨の語源は御天狐雨」



このたった12文字の妄想から色々頑張れば原稿用紙五枚半まで文章量を膨らますことが出来るんだということ。。。

よい

やっぱり男の子ってのはいつまでも心の片隅にでいいから、


『ポケットからチェーン伸ばしてる俺かっけぇー』みたいな、そういう中二的感性を持っていたほうがいいんだと思う。。。





ということで下駄は良いものである。。。


まずなにより涼しいのが一番。。。


そしてジーパンに下駄を履いて深夜散歩すると、何か自分が仙人にでもなったような気分に浸れる。。。


ということでやっぱり下駄は良いものである。。。