昨日の出来事



 なんでよりによって、“自分”なんだ……。


ボクはビジネススーツを着こなした目の前の男に対し「ちっ、このド低脳スカウトが!」と内心で悪態を突いた。


 秋葉原駅改札前でボクの肩を叩いたその男は、自らを「○○」という芸能事務所のスカウトであると名乗った。


元々そっち系――いわゆる芸能方面と言ったら良いのだろうか――には全くといってよいほど興味も縁も無いボクだったため、


スカウト男の「映画とか、ドラマの出演に興味ある?」という問いに対し、その場ですぐ断りの返事をするべきだったのかもしれない。


しかし、ボクはそれをしなかった。いや、できなかったのだ。


 大体、いくら友達の付き合いとはいえ、もはや何の抵抗もなく秋葉原にこれるような人間が、


芸能事務所からのスカウトを「(結果なんて)興味ありませんね」という世界記録を持ったアスリート宛らのクールな一言で一掃することなどできるはずもない。


 いや、それ以前に、全国の平々凡々な大学生の大半は、街を歩いていて突然投げかけられた異質な質問に、


「NO Thank You」の答えを返すことは叶わないだろう。。。

 
 仕方なく、ボクはスカウト男の話を聞くことにした――。











はい、ということで以上、


昨日、友達が声優のCDを買いに行くのに付き合って秋葉原へ行った際、


自分の身に起こった出来事でした。。。


ちなみに、この時は友達とは既に別れていて一人でした。。。



まあ、実際聞いた話は大したことなくて、事務所の実績とか仕事内容とかそんなもんでしたが、


別れ際に名刺を頂きまして、「面接受けたかったら好きなときに電話して」とか言ってました。。。




さぁて、どうしましょうか。。。













ってまあ、電話なんてするわけねーよwww




今は小説書いてるほうがたのしーのです。。。