書籍紹介

溜まり杉↓






清水。。。


パスティーシュ100というシリーズで何かちくま文庫から出ているみたい。。。


その四巻。。。


表題にもなっている接客セブンティーズは高齢化の現代社会を風刺して、もしジジババがファミレスやらマックなどの接客業をやったらどうなるか、


というもの。。。その他、岸辺露伴に聞かせてやりたいジャンケン入門などユーモア小説が16話。。。


作者があとがきで述べている『バカバカしいことをリアリティーを持たせて書くのはなかなか大変であり、うまくできるととても面白いのである。』


という意見には同意してしまい、不覚にも涙が出た。。。







劫尽童女

劫尽童女



これ劫尽幼女でもいい気がする。。。


恩田陸。。。


幼女、じゃなくて童女が超能力使う話。。。



この人の長編は自分の肌に合わないんだろうな、きっと。。。








ショートショートの広場(8) (講談社文庫)

ショートショートの広場(8) (講談社文庫)


このシリーズ、後のほうの巻につれて投稿者のレヴェルが上がっているような気がする。。。


でも採点が厳しいからなかなか八.五点以上が出ない。。。


一体何が不足しているのだろう。。。








九つの、物語

九つの、物語


九つの文学作品を題材にした九つの連作物語。。。


井伏鱒二山椒魚に改変があったとは知らなんだ。。。


あと、妹がやけにお兄ちゃんお兄ちゃん五月蝿いから調べてみたら、


案の定この人はライトノベル出身の人だった。。。


桜庭、米澤、橋本、おまけして日日日もかな。。。


全く……。。。







新装版 ブラック・ジョーク大全 (講談社文庫)

新装版 ブラック・ジョーク大全 (講談社文庫)



なるほど、ブラックジョークスレはこういう本で成り立っているのか。。。


ノリがアメリカのホームドラマでした。。。







イソップ寓話集 (岩波文庫)

イソップ寓話集 (岩波文庫)



岩波のイソップとか読まなくても重そうだとわかる。。。中身的に考えて。。。


これを読めば社会に出てから得られる教訓はバッチリ☆


と社会に出たことない小僧が言ってみる。。。テストではない。。。


知ってる話は10分の1ぐらいかな。。。


原文約はキビシーなぁ。。。







small planet―本城直季写真集

small planet―本城直季写真集



こういうのなんて言うんだろう。。。


ミニチュアモデルっていうのかな。。。ほらニュータウンの開発事務所とかに置いてあるガラスケースに入ってるやつ。。。


その写真集。。。



























しかし、なんと……




























はい、茶番でした。。。すいません。。。




でもこれホント、読んだら絶対こうなる。。。


自分もamazonのレビューみて心底驚いた。。。


この本城直季という人が写真の取り方を変えてミニチュアモデルのように見せているらしい。。。


全く、世の中すごい人もいるもんだ……。。。







ラグーナ―もうひとつのヴェネツィア (Bee books)

ラグーナ―もうひとつのヴェネツィア (Bee books)



ヴェネツィア、その周辺の水辺ラグーナの写真集。。。


ヴェネツィアと言えば水路が縦横無尽に通った都市風景を思い浮かべる人が多い中、


あえてその周りのまっさらな海を撮影したというオツな写真集。。。


時に、ヴェネツィアと言えば水先案内人ウンディーネウンディーネといえばARIAですが、


実際のウンディーネに女性はいないらしい……。。。


オールが重いからとても女性には漕ぐことができない、


と言うことでウンディーネはみな腕っ節の強そうなあんちゃんたちがやっているのでした……。。。







にんげんだもの 逢 (角川文庫)

にんげんだもの 逢 (角川文庫)



思わず声に出して読んでしまう日本語。。。


それだけの力がこの人の言葉にはある。。。




うつくしいものを


美しいと思える


あなたのこころが


うつくしい


            みつを




世にも珍妙な物語集

世にも珍妙な物語集



これは珍妙だ……。。。


特に珍妙だったのは2つ。。。


「ディスクの中で」と「算数の呪い」


「ディスクの中で」は、ゲームを起動したままテレビのスイッチを消した時、


その起動しっぱなしのディスクの中で、ゲームのキャラクター達は一体何をしているかについて考察した話。。。


作中では、キャラクターがゲーム内を好きな所へいって好きなように会話をする様が書かれていた。。。


もし本当にこんなことが起こっていたら実に面白い。。。


ボクは今、ドラゴンクエスト3(SFC版)をプレイしているのだが、


テレビを消したら実はパーティーのやつらに思いっきり愚痴られている、何てこともあるかもしれない。。。




勇者「いい加減はぐれメタル狩りばっかり飽きたぜ」




とか、




女賢者「私にあぶないみずぎ着せてハァハァしてるとか*1マジキモ杉なんですけどーwww」




みたいなかんじで。。。


まあ何が起こっていてもボクには一生わからないことなのだけど。。。





「算数の呪い」は皆が小学生の頃一度は考えたことがあるであろう文章題へのツッコミ、それについて書かれた俗に言うあるある話。。。


例えば本文から引用すると、





問「正午の時報が鳴ったとき、12時2分を示している時計があります。


この後、この時計が最初に2時44分を示したときの正確な時刻は、その日の2時40分でした。


この時計は、翌日の正午には何時何分を示していますか?」





解答者「つーかもう電波時計買ってくればおk」




みたいな。。。


確かに算数の文章題にはツッコミどころが多い。。。



「小学生のAさんはおもしろいので、計算してみると〜」



なんて文章を見ると、



「全然面白くねぇよ!Aさんドンだけ知的好奇心に満ち溢れた女の子だよ!小学生ならしゅごキャラのあむちゃんの格好でも真似て遊んでろよ!」



と思う。。。


まあつまり、これはそんな小学生の文章題が解けない自分の頭の悪さを棚に上げた心の叫びを代弁した小説というわけ。。。





しかしこの本、いくら読みやすいからといってまさか4時間で読み終わるとは……。。。







ピュア・スリープ「キャット」―あなたのこころを癒す眠れる妖精たち

ピュア・スリープ「キャット」―あなたのこころを癒す眠れる妖精たち



睡眠中+猫=超絶カワイイ=無敵正義




*1:これは当然フィクションである、ボクはしっかり光のドレスを装備させている、光のドレスは呪文と炎と氷のダメージを軽減してくれるゾーマ戦には欠かせない誠に便利な防具だ