書籍紹介
これはメディアワークス文庫っつー、新創刊のレーベルから出てる作品。。。
ラノベの売上の半分は占めてるんじゃないかってくらい有名だけど、
このメディアワークス文庫はどうだろう。。。
バイト先で平積みされてる表紙を見るからには、講談社BOX的な準ラノベレーベル思わせるカンジなんだけど、
実際読んだのが一冊じゃまだ何とも言えないな。。。
んで、内容。。。
まずこれミステリーなのか……?
日常でも本格でもないから異色って言われても、なんか淡々としてんだよなー。。。
そして何かに雰囲気が似てる、と思ったら、TRICKだ。。。
殺人の無いTRICK的なそーゆー気配がする。。。
あと表紙のお面ね。。。これ狐かと勘違いしてたら違げーでやんの。。。
確かに読み終わってから見ると全然狐には見えないんだけど。。。
ちなみに表紙のイラストを描いているんは「どまそ」って人。。。
よく知らないけど、和風っぽくて立体的な絵柄がよいと思った。。。
わーいゼロ年代SF!!
載っているのは、
「秋山瑞人」
「冲方丁」
「海猫沢めろん」
「桜坂洋」
「新城カズマ」
「西島大介(漫画家)」
「長谷敏司」
「元長柾木」
の八人。。。
自分はこの八人の作品をほとんど(ゼロじゃあない)読んだことないけど、
名前くらいなら一度は聞いたことがある、正に錚々たる顔ぶれだなぁー。。。
けれど、この錚々たる面子の中でも特に目立つのはやっぱり「冲方 丁」だな。。。
だって、角川スニーカー出身のラノベ作家が、
今や年寄りを含めた一般認知度もうなぎ登りの本屋大賞作家だもん>天地明察。。。そりゃ目立つわ。。。
自分も冲方の作品は初めて読んだけど、結構ドライなというか、クセのない文章を書くんだなーと。。。
台詞回しもハリウッド映画から抜き出してきたみたいにクールだし。。。
ただ、
本格SFというか戦争SFというか――見たことないけど攻殻機動隊的な――そっち系は自分、すごい苦手だ。。。
この中では「秋山 瑞人」と「冲方 丁」と「長谷 敏司」がそっち系だったけど、
うーん読むの苦労したなー。。。
てかSFって分野の裾野の広さがまだ分かってないんだよな、自分は。。。
時間跳躍と宇宙探索だけじゃないんだ、ちゃんと勉強しよう。。。