八月のこと
夏休みに入りようやくまとまった時間がとれたので、
新宿の損保ジャパンビル42階の東郷青児美術館で開催されていた
『トリックアートの世界展―だまされる楽しさ―』
を見に行ってきた。。。
「実はココのタイルと、この柱に隠れたタイルは同じ色なんですよ」的なそーゆー作品を期待していたら、
そんなものは殆どなく、
「世界的に有名な絵画を、そこに描かれている別の女性の視点から描いた絵」とか
「生卵を割る瞬間をリアルに描いた絵」みたく、
イワユル美術作品としてのトリックアートが大半を占めていた(美術館だから当たり前か)。。。
西尾維新的言葉遊びで言えば
「これ、だまし絵ってよりは、どっちかって言うと“子供だまし絵”ですよね々々々木さん Byやくでら」
だった。。。
ただ、↓には完全にだまされた。。。
これ「ゴッホ」の絵を目だけスゲーリアルに描いた版なのか、はたまた目だけ合成したのかと思ってたら、
実は、実物の人間を撮った写真だっていうね。。。
服とか帽子とかパイプに絵画っぽい装飾(っていうか塗り?)を施して、それをその塗った本人が身に着けて写真にしたんだって。。。
隣のカタログ持ったばーさんが教えてくれた>感謝。。。
帰りは、窓から地上43階の景色を堪能した。。。
あまりに壮大すぎて、まるで人がムスカのようだった>ゴミの名ゼリフ
本棚から焙れた漫画をまんだらけで売る為に、何年か振り、一人で秋葉原を歩いてきた。。。
ココ最近、特に大学に入ってからは、基本目的も無く友達に付き合って歩くだけだったから、何か妙に新鮮だった。。。
まんだらけでは売りに出した「惑星のさみだれ」について、こんなに話してて大丈夫なのかこの人、
ってくらい店員と立話をした。。。
「そうなんですよねー、だから売ろうか迷ったんですけど、ちょっと本棚が限界でー云々」
「いやーウチとしては在庫無かったからスゴイ嬉しいよーかんぬん」
どうやら、本に関してなら初対面の人とも人見知りせず長話できるくらいには自分も成長したらしい。。。
バイト柄、伊達にいつも老若男女と春樹に新書、ワンピースにコロコロ、ゼクシィにキャンキャンそしてNHK語学講座の話していたわけじゃないという事か。。。
結局さみだれは既刊全9巻が3500円程で売れた。。。
秋葉原を出た後はその足で今度は吉祥寺へ行き、
“その金で”ショッピングを楽しみ、美味いモン食べて、ヒトカラ行って、400ccの献血をした。。。
本当は成分献血が良かったんだけど、すでに17時を回っていた為、血液を血液センターへ輸送する関係で拒否られてしまった。。。
2ヶ月空きは辛いなー、けど仕方ない。。。
血液を献上している間は担当のおねーさん(目が悪くてよく見えなかったけど)と、
テレビで流れていたハマコー逮捕のニュースについて短い雑談をして過ごした。。。
「この人もう82歳なんだってー、こんなおじいちゃんじゃ刑務所とか入れられちゃったら精神的に大丈夫なのかなー」
「でも、テレビとかで見ると結構まだ元気そうですよー云々」
抜き終わった後は、ドーナツ片手にココア飲みながら三十分ほど読書。。。
それから、、、、、、、、家帰って、シャワー浴びて、クーラー効いた部屋で寝た。。。
繁華街で買い物して、美味いモン食べて、ヒトカラ行って、献血、
この一連の流れの楽しさを知れば、日本から殺人事件なんてなくなるんじゃ無いだろうか、
そんなことを考えた程、楽しい一日だった。。。
大学の友人たちとバーベキューをするために、
電車が三十分に一本しか来ない埼玉県の山に囲まれた辺境の河原へ行ってきた。。。
好都合にも、バーベキュー場から車で10分の所に住んでいる友人がいたので、
食材やら機材、そしてお酒やソフトドリンク、必要なもの全てをその友人に車で運んでもらった。。。
自分も高校の頃は何回か部活動の友人たちとバーベキューに行ったことがあったけど、
高校と大学のバーベキューで違うのは、やはりお酒が入ることである。。。
みんな到着してすぐ、準備を始める前に飲み始め、その後も暑いからかペースを落とすことなく水のように飲んでいた。。。
しかし、自分はアルコールを取りすぎて他人に迷惑をかける無様で浅ましい獣畜生のような男にはなりたくなかったので、
とりあえずアルコール度数の低い大学生の大好きな甘いお酒3缶と世界のハイボールを1缶を飲むだけに留めて、
あとはずっと箸とトングを操って鉄板マスターに徹していた。。。
ちなみに、車を運転してきた友人はアルコール度数0.00%のキリンフリーを飲んでいた。。。
バーベキューを終えた後はマナーを守った上で、友人がバイト先の社員から貰ってきた花火大袋を4つ開けて、
夏の風物詩を楽しんだ。。。
しかしその時、頭の悪そうな顔をした駿河大学の学生(ユニフォームより)がこちらに対抗してか否か、
音だけ五月蝿くて風流も何もあったもんじゃない名前も分からない打上花火をぶっ放し始めたので
「うっせーんだよ! 他人の迷惑考えろや! この低学歴共!」
と友人の一人が激昂し、激しい口論となった。。。
結果、30対7という非常に厳しい戦況に立たされながら、
それでも相手側に非があるのは火の目を見るより明らかだったので、
完膚なきまでに論破し、謝罪までさせて事態は収束した。。。
その謝罪する姿を見て、最初に激昂した友人は
「所詮、公共の場で他人の迷惑を考えられない低学歴共が、毎週二つの実験レポートを提出している我々に議論で勝てるわけがないであろう」
と、どや顔をキメていた。。。
それを見てボクは、この酔っ払い男はなに気持ちが悪いことを言っているのだろう、と思った。。。