購入した漫画サラスー
左上から。。。
「うさぎ装束」
釣巻和作品集ー。。。
この釣巻和、アニメ化された「くおんの森」の作者と言えば、思い当たる人もいるのではないかと思うって書こうとしたら「くおんの森」アニメ化してなかった。。。
じゃあ大半の人が知らないか。。。
今回ボクがこの漫画を購入したのは、月刊アフタヌーンで連載していた同著者の作品「水面座高校文化祭」の表紙と幻想的なあらすじに惹かれたからであり、
その事前準備として、釣巻和の絵柄やら作風やらを確かめておきたかった故である。。。
しかし、まあなんだろう、作品集というのが良くなかったのかもしれない。。。
所々というか半分以上……、BLが……、ボーイズLが……、Bラブが……。。。
自分はボーイズラブに耐性が少ないから読むだけで「はわわ!」ってなっちゃって、内容があまり頭に入ってこないんだよなー。。。
確か市川春子の「虫と歌」的な、自然と人のSFファンタジィかと思ってたら違って、擬人化した雄の鴉と鳩がチュッチュする話(はわわ!)他だった。。。
上で挙げた「水面座高校文化祭」は主人公女子高生だし、流石に少年たちの愛は描かれないだろうけど、怖いから一応古本屋で第一巻だけ確認しておこう。。。
「不安の種 発芽」「不安の種 開花」
現在週刊チャンピオンで連載中「ブラック・ジャック〜青き未来〜」で作画を担当する中山昌亮(ちなみに原作は寄生獣やヒストリエで有名な岩明均)。。。
これはそんな中山昌亮の著書、のコンビニコミックス版。。。
コンビニコミックスってすげー安いのなんのって、一冊250円くらいで二冊買っても525円、B6版コミック一冊と変わらないんだから驚きだ。。。
アニメ「日常」的に言えば、『どゆことー!?』だ。。。
まず「不安の種」ってタイトルがスヴァラシィ。。。。「恐怖の種」じゃなくてね。。。
こう人間の根源にある安定センサーを刺激するような、そういう話。。。って言っても多分わかんないと思うから、この作品の雰囲気にピッタリの不安画像を(いくつか)貼っておこうと思う。。。
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/n/e/t/netateki/99_20101027170046.jpg
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/n/e/t/netateki/azuYmNCWAgw.jpg
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/n/e/t/netateki/xs18606.jpg
これみてイミフーって人は本作を購入して確かめることオススメ。。。
分かりすぎワロリンチョwwwって人も、購入することイカ娘(ラップver)。。。
500円程度でこの出来、価値ある買い物だったなー。。。
待宮くんまじ噛ませ闘犬
「弱虫ペダル 19」
闘犬と書いて、イヌと読む。
待宮くんは如何にして噛ませイヌと成りし乎
今回は広島呉南工業三年A級エーススプリンター(笑)である待宮栄吉くんが、如何にして噛ませイヌとなったか、その経緯を順を追って説明しようと思う(本誌ネタバレあり)
早速一番上から見ていこう、待宮くん堂々の初登場シーン。インターハイ最終日という緊迫した状況をものともせず、空の晴天模様に和む姿は底知れないポテンシャルを読者に見せ付けたが、如何せん顔がブサ、いや顔がチャライ。こんな顔では読者の間で小物臭がプンプン匂うことは必至であり、どうやら待宮くんの噛ませイヌへの布石は初登場時から打たれていたようである。
そして2枚目と3枚目、ペダル読者衝撃且つ憤激の問題シーン。弱虫ペダル唯一の(と言っても過言ではない?)女性キャラでありヒロイン、人気投票でボクが二位に指名して5枚のハガキを投稿した総北高校自転車競技部の巨乳マネージャーこと寒咲幹ちゃんパイタッチ事件。
突然現れたチャラ男に、読者みんなが大好きなかわいいヒロインのおっぱいを触られるというこの事件。当然2chのペダルスレでは待宮に対して罵詈雑言の阿鼻叫喚。『待宮死ね、氏ねじゃなくて、死ね』の書き込みが溢れた。
思えばこの回の話「動き出す、三日目!」は最初からおかしかったのだ。下の画像を見て欲しい。
そう、やけに幹ちゃんのお胸が強調されているのだ。これはサブリミナル効果によって、その後の展開で発生する読者の抱くおっぱいへの喪失感をより強固なものにしようという航の作戦なのである。いやはや、渡辺航、おそろしい子!
しかし、みんなの愛でる大切なヒロインが彼のような陵辱を受けようと、決してペダル読者は早まった真似はしない。単行本をビリビリに破り捨てて作者に送りつけるような、そんな愚の骨頂のような真似はしない。それはなぜか? そう、我々は弱虫ペダルの読者である以前に、チャンピオンの読者だからである。
チャンピオンの読者は“紳士”なのだ。“チャンピオン紳士”なのだ。チャンピオン紳士は例えヒロインが非処女だったとしても、そんなキチガイのような行動は起こさないのだ。疑うなら、チャンピオン+紳士 でグーグル先生に聞いてみたらいい。
2chのペダルスレで慟哭していた彼らも、モニターの前では、スコーンとマーマレードジャムを片手にアールグレイを啜っていたに違いないのだ。
え?ボク? ボクは幹ちゃんの寝取られ妄想をして楽しんでましたよ。
“もっとる”の次は魔法って何を言っているんだコイツと、噛ませイヌ街道驀進中の図。
しかしその前の話にこんな伏線があったもんだから期待していたこともまた事実でした(この時は……)↓
だって『明日走れなくとも――』 →“ホシ”吸い取る、で話の展開を予想しない読者はいないでしょー。
まあ今のところその予想は見事に外れてるわけだけど。
ということで始まったIH3日目。
総北とハコガクは一刻も早く先頭に追いつくため風除けローテの協調を敢行。
それに対して噛ませイヌ待宮くんは残りの学校を言葉巧みに纏め上げて、一つの巨大な集団に。
ロードレースは人数が多いほど速度が上がるので、15分のマージンをひっくり返して一気に先頭に追いついちゃおうって作戦らしい。
おお、なんとも顔に似合った狡い(こすい)作戦 顔に似合わない賢い作戦である。
しかし、ここで面白いところは、まだチャンピオン本誌に二日目のゴール前が載っていた頃、
ペダルスレで『もし3日目、今まで全く取り挙げなかった集団を猛追させて総箱京を飲み込んだら、航に一生ついてくわw』という冗談めかした書き込みがチラホラ見られた点である。
まさに『ねえ、今どんな気持ち?』を使うのに相応しい展開だろう。
はい、結局坂道さんが集団に飲み込まれ、本人以上に読者が恐れていた、3日連続のハンディキャップを背負うことになってしまいました。
待宮くんは、なぜここで!?と、読者が疑問を隠せないタイミングで集団を切り捨てました。
思えば、この頃が一番待宮くんが輝いていた時期かもしれません。
しかしそれ以上に、切り捨てられた瞬間の熊本第一 田浦さんの表情が爆笑モンです。
「……」
ワッハッハッ(※聞き違いじゃないです)
この辺は本当にどうしようもない展開で、山岳ラスボス説が補強されたくらいでダレたので駆け足。
紆余曲折を経て荒北さん、坂道さん、山岳で呉南に追いつきました。
しかし、それに対して↓
もうね……井尾谷さんキター!だよ、これは。
だって普通に考えたら呉南の黒幕は待宮くんじゃなくて井尾谷さんだと思うわけだよ。
この胡散臭っそうな顔! やけにサラッサラな黒髪! そして突然提案される意味不明なゲーム! 正直、御堂筋くん初登場以来の衝撃だったよ、自分の中では。
しかし、この20m引き離しゲームがまたダレるのなんのって、以下再び駆け足で。
ああ、広島のもう一人のスプリンターはメガネの東村くんです。
はい、御堂筋くんが関ってました。
今となってはこの話も一体何の意味があったのか頭の疑問符が尽きないのだけど、御堂筋くんが一枚噛んでるとなると基本ペダル読者は看過できないから、
航なりのテコ入れってか本誌でのアンケ維持策だったのかも。
そしてますます噛ませイヌへの布石を打ちまくる待イヌくん。
ここで急遽ハコガクに対する恨みの過去を語り始めます↓
ね? ただの逆恨みだったでしょ?
けど、ボクには分かっていた。
これは後に御堂筋くんが呉南を切り捨てる際に「そういうのを逆恨みって言うんやよ、マチミヤァクン」とツッコミを入れることで読者にカタルシスを与えるという航の計算なんだよ!ってことが。
じゃなきゃおかしいでしょ。流石にこれは。読者総ツッコミだよ。呉南のお笑い担当は逆恨宮くんだよ。
しかし現実は……。
これにて、待宮くんの出番終了。
もう何も言うことはない……。
ただ井尾谷さんだけは追いかけて欲しかった。
ていうか、最初から負けるつもりで適度に力抜いて、荒北さんが疲れたところで約束反故にする作戦かと思ってたのに。
正直、今回はボクの読みが甘かったというか、深すぎたみたいだ……。
以上、「待宮くんは如何にして噛ませイヌと成りし乎」完
今後の展望
さて、ようやく広島呉南というバグが排除されて18巻のときも述べたように総北、ハコガク、京伏三つ巴展開が期待されるわけだけど、
IH最終日の後半戦、やはりここでも物語を動かすのは、我らが御堂筋くんなわけだ。
やっぱりね『ズン』を見ても分かるとおり、どっかのお犬様とはレヴェルが違うよね。
『“個の力”』に『落ちてくよ』発言から考えて、そろそろ予想通りの展開になってくれると嬉しいんだけど、このままだとトミーの脱落する理由がないんだよなー。
流石に3日連続『俺は強い』言いながらゴールに絡まれてもなー。
金城さんは上でも挙げたとおり伏線張ってるから消えるだろうけど。
余談だけど、3日目ってまだヒメヒメ大合唱してないんだよな。
1日目は坂道さん一人で↓
2日目は田所さんと二人で↓
と来たら3日目は、荒北さんと山岳を加えて三人でヒメヒメするのかと思ったら、『ヒメ!』のヒの字も出て来ないし。
しかしこれについては最近立てた個人的な予想が一つだけある。
それは真波山岳ガチオタ説である。
御堂筋くんがオタであることは、件の『“人型兵器”2号機』発言からもまあ確認できるが、山岳がオタであるという説明は作中では一切なされていない。
だが、今回その予想が大正解ではないかと考えられる伏線シーンをボクは見つけたのだ。
時は単行本13巻、IH1日目終了直後のシーンである↓
尽八が坂道さんに会いに行くということで、一緒についてきた山岳。
『………』
『自転車乗ってないと特に話すことないね』
『あはははは』
どう見ても不自然であろう。
こんなシーンを挿入する意味も分からないし『あはははは』が怪しさを際立たせている。
ボクの見立てでは3日目のゴール前、坂道さんが「ヒメヒメ」歌いながら激コギしているのを山岳が気づいて、
13巻のシーン回想→「自転車乗ってなくても話すことあるじゃーん!!」→御堂筋くんも加わって三人で“楽しく”ヒメヒメ大合唱ヒメクライムになるんじゃないかなーと。
やっぱり、1日目一人で、2日目二人でと来たら、3日目三人で、の法則は破らないんじゃないかなー。
何より山岳は好きなキャラクターだけに、キャラが薄いのが心配なんですよ、ボクは。
ともあれ、今後の展開も楽しみです。
以上、おしまーい。。。
以下、グロ表紙注意
吉祥寺のシャレオツな古本屋で見つけた。。。ここで買わなければ絶対に他で買うことがないだろうと思って購入した。。。
表紙のカラーに比べて、モノクロでは結構カワイイ絵を描く人だなー。。。
だからか、表紙から推察されるほどのグロさは無かったかなという印象。。。
自分の受けた傷を全ていじめっ子に返す体質を持った女の子の話がオチの一言も含めて面白かった。。。